6/11、月は魚座で下弦の月を迎えます。満月→新月へと月が欠けゆくの期間の中間地点。
前回の新月から始まった1か月の、終盤戦です。
特に明日からは、軽やかな行動と、自分の「好き」を大切にする気持ちが、心地よい日常を過ごすカギとなりそうです。
それでは、宇宙の天体たちの動きに目を向けてみましょう。
太陽は現在ふたご座に。
そこに知性とコミュニケーションをつかさどる水星が追いついています。
動きの速い水星は移動にも関与するので、明日からの日常はあまり深く考えすぎず、素早く考えてさっと行動するリズム感を大切にしましょう。
「これは捨てるか?とっておくべきか?」
悶々と考え込むより、今の自分が使わないものは、感謝の気持ちをもって手放しましょう。
間もなく月は牡羊座に入り、獅子座の金星ときれいなトライン(120度の調和)を形成。
自分が好きだと思うもの、自分らしくいられる装い、自己表現することで心が満たされる分野を大切に。
すぐに収入などの実利にならなくても、「好きだと思う気持ち」を自ら感じきることで心が豊かになり、仕事などにおけるパフォーマンスが上がりそうです。
5/20から6/17までの一か月間は、「お金」や「財産」といった、実利的、物質的なものに焦点が当たりやすい天体配置です。
しかし、牡牛座にいる木星が、しばらく前から山羊座を逆行中の冥王星と、獅子座の火星とそれぞれスクエア(90°の不調和)を形成してしまい、互いに威力を発揮しずらい配置に。
そのため、進めていたプロジェクトが難航したり、仕事のコミュニティや仲間内で、「自分が目立ちたい」といった思惑がやたらと行き交って、結果として実利にならず立ち往生してしまうような状況に陥った人もいるかもしれません。
ですが、間もなく木星と火星のスクエアは解消。冥王星と木星のスクエアも、6/14には解消されるため、そこを境にパズルのピースがはまったように、行動したことが素早く実利になる可能性も高まりそうです。
「チャンスの神様は前髪しかない」
とは、よく言ったもの。
チャンスが巡ってきたとき、それをチャンスだと瞬時に見抜くスマートな思考力、そしてチャンスをつかむための行動を起こせる身軽さが大切だということです。
使わないものも、不要な感情も、今ある豊かさへの執着やしがらみも、思い切って手放して。浄化された空っぽの自分になって、すっきりとした気持ちで次の新月をむかえましょう。
2023.6.11
魚座下弦の月
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