2月10日 水瓶座新月~2024年激動の時代が本格始動~

2024年2月10日AM7:55、月は水瓶座で新月を迎えます。

この日は、旧暦の元旦(旧正月)にあたり、宿曜暦においていよいよ2024年スタートのとき。

今回も、宿曜占星術とホロスコープ(西洋占星術)の2つの側面から、新月のメッセージを読み解いていきましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日2/10から始まる宿曜暦2024年は、「鬼宿」の年。

「鬼宿」は、「蟹宮」に4足とも属する宿で、エレメントは「水」、クオリティは「柔軟」に分類されます。

そしてそこから導き出されるキーワードは、《家族・仲間・子供・育成・過去・思い出》など。

鬼宿年の今年は、個人レベルにとどまらず世界中のあらゆる分野において、《家族的》《仲間内》《過去の回想》といった気運が高まる年となるでしょう。

そのような中で、私たちが日常的に心がけるべきことは何かというと、

「いつ・どこで・誰と・何をしたいか」

という問いを常に自分自身に投げかけ、その答えを確固たるものにしておく、ということ。

私たちが家族や仲間と人間関係を築く中で、実は最も大切なのは、「私はこうしたい!私はこうである!」という意思をを自身がしっかりと理解し受け入れていることなのです。

様々な形をしたパズルのピースがぴったりとはまるには、それぞれのピースの「カタチ」がしっかりしていることが大前提ですね。特に、風の時代全盛期へと地球全体が変革を遂げようとしている今、一人一人が「自分」というものを確立したうえでそれぞれが集合し、また新たなグループを形成していくことが求められています。

そのために、まずは自分を見つめる。

そして自分の「カタチ」がわかったら、それに合う相手、出会いたい相手、ともに時間を過ごしてたい相手のカタチを想い、アファメーションしましょう。

2/10~2/25は、宿曜暦における凌犯期間(りょうはんきかん)でもあります。

「凌犯期間」というのは、旧暦朔日(ついたち)が特定の曜日と重なるときにだけ出現する期間で、全世界的に禍々しい運気が支配するため、個人の運気も吉凶が逆転したり、思わぬつまずきがあったりと乱れやすい期間です。

周囲や世の中が揺れ動きやすい時だからこそなお、自分自身の軸を強固なものにしておくことが必要ですね。

では続いて、水瓶座新月の天体配置を分析してみます。

新月は、ホロスコープ上では太陽と月が重なり合うとき。

そして今回の水瓶座新月では、その太陽と月が、ベスタ・キロン・南北のノードと調和の配置をとります。

ベスタは協調、キロンは健康・癒し・分析をつかさどる小惑星。

「ノード」というのは、地球上から見た太陽と月の軌道が交差する点のことをいい、南北2つのノードが存在します。「北のノード」は、行くべき方向、「南のノード」はそれを遮る要素をあらわします。

今回の新月は、月に対してこれらの天体が豊かな調和の配置をとるため、これまで行きたかった方向になかなか行けない、進めないというジレンマや苛立ちを、思い切って吹っ切るエネルギーが強まると言えそうです。

さらに、北のノードを頭、南のノードを尾として、その両脇に太陽・月とベスタが存在する「カイト」と呼ばれるアスペクトも出現しています。この「カイト(=凧型)」は占星術上とても重要な配置で、カイトの頭の方向に向かって非常に強力な上昇のエネルギーが生まれます。

今回は、向かうべき先をあらわす「北のノード」がちょうど、カイト型の頭を担っていますので、行きたい方向に行く、というエネルギーが普段の数倍強い状態になっていると言えます。

さらに、今回の新月で北のノードがいるのは、牡羊座。

牡羊座は、《意思の方向性・行動力》をつかさどるサインですので、この新月は、自分が行きたい方向に向かって、自らの意思で自発的に行動することによって、現実もしっかりと動いてくるよ、というメッセージを我々に送ってくれています。

ひとつ懸念点があるとすれば、新月を迎えた太陽と月が、今回天王星と緊張の配置(スクエア=90°)です。

天王星は、水瓶座を本拠地とする惑星であり、今月の主役とも呼べるこの天王星が、新月とはあまりよくない角度にあるということ。

そのため、よきせぬ事態、悪目立ち、苛立ちといった気運も同時に高まってくるでしょう。

つまり、苛立ちを振り切って進むべき方向に舵を切るエネルギーと、そこに横やりを入れて苛立ちを引き起こすエネルギーが、拮抗している天体配置でもあるのです。

このように相反するエネルギーが同時に存在するとき重要なことは、

《自らが良いエネルギーの波動を出すことで、宇宙から降り注いでいるエネルギーのうち良いほうのエネルギーと共鳴して、それを引き寄せる》

ということ。

宇宙というのは常に、様々なエネルギーであふれていて当然です。

その中で、いかに《良いエネルギー》を引き寄せるか。これこそが、我々が普段日常生活で望んでいる《引き寄せの法則》の原型ともいえます。

そして、《似た波動が引き合う》というのもまた、宇宙の大原則。

だからこそ、まずは自分自身がしっかり向かうべき先を見据え、それに向けた具体的な行動をすることで、宇宙の良いエネルギーを自らつかみに行くとよいでしょう。

今回、重なり合う月・太陽と、ベスタ、南のノードがそれぞれ調和の配置で「グランドトライン」という三角形を形成しており、これらがそれぞれ水瓶座・双子座・てんびん座という「風のサイン」を頂点としています。

ここからみても、たとえ動揺を引き起こすような事態が起こったとしてもあまり深く考え込まず、まさに風のように軽やかな思考とフットワークで自分のやりたいことを実現していけば、宇宙の良いエネルギーと共鳴できることは間違いなさそうです。

水瓶座の新月からはじまる、本格的な2024年。そして、2025年へと続く、激動の時代の幕開け。

ご自身の運気がたとえ凶に入っているとしても、人生の質を決めるのは、なによりあなた自身の思考と行動です。

不要なモノを手放して、心身ともに身軽に、上へ上へと昇っていきましょう。

占術家 青山零(Rei aoyama)

占星術で理想の人生を手に入れる、ライフコンサルティングをご提案。
さまざまな占術をかけあわせたオーダーメイドセッションで、
最高の未来をつかむお手伝いをいたします。

★ご自身の宿曜本命宿を知りたい方は、下記リンクより公式ラインにご登録いただき。「宿を知りたい」とメッセージをお送りください。24時間以内にご返信させていただきます。★

青山零の公式ラインはこちら👇
https://lin.ee/3PAakFa

●総合鑑定●
(日取り・相性・方位相談、使命・宿命・職業鑑定、企業コンサル)
初回はどなた様も無料で面談させていただきます。

詳細はこちらから👇
https://rei-aoyama.com/appraisal/

●各種占い講座●(宿曜占星術・四柱推命・トートタロット)
入門~プロ(鑑定師・師範)育成まで、幅広くコースをご用意しております。

詳細はこちらから👇
https://rei-aoyama.com/course/

占術家 青山零(Rei aoyama)
《一般社団法人占いクリエイター協会認定》
宿曜占星術師範・トートタロット師範
《一般社団法人日本占道協会認定》
四柱推命講師

九星気学占術士
ホロスコープマスター