宿曜占星術完全マスター講座は、なぜマンツーマン指導なのか?専用の教科書が無い理由

 私がご指導させていただく【宿曜占星術完全マスター講座】は、入門講座や企業向けレッスンと違い、完全マンツーマン形式で行います。

また、私に宿曜を教えてくださった師匠がお書きになった書籍を参考書として使うことはあっても、専用の教科書はありません。

「なぜ?共通のテキストを使ったグループレッスンでも、ちゃんと勉強すればマスターできるのでは?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

けれど、それには宿曜占星術ならではの理由があります。

 およそ3000年前のインドで発祥し、1200年前に弘法大師空海によって日本に伝えられた宿曜占星術は、「大蔵経(宿曜経)」という経典(正式名称はとんでもなく長い名前なので、このように略されています)に基づいて体系化された命占術です。

しかしながら、その知識は昔から、主に口述によって広め伝えられてきました。印刷や製本の技術が未発達であった時代には、それはごく当たりまえの手法だったかもしれません。

ですがさらに、私個人の観点から宿曜を口述で伝えることの意味を考えると、宿曜占星術が、「個人の感じ方(≒五感での受け取り方)」をとても重んじる占星術だからであろうと思いあたります。

宿曜は人を生年月日から27の宿に分け、それぞれの宿には、属する「宮」と守護惑星が決まっています。「宮」は12あり、それはそっくりそのまま、西洋占星術の星座に対応しています。

また、自然現象やアニミズムとの関りが深く、日常生活で私たちが触れる様々な現象を、まずは感じ取ることから宿曜マスターのワークは始まります。

ベーシックの知識を身に着けることはもちろん必要ですが、日々起こる身の回りの現象が、どのような意味を持っているのか。どこがどう、宿曜の叡智とつながっているのかを知る。それは、私たちが己の五感をフル活用させて、宇宙のエネルギーとつながる作業でもあるのです。

一人一人が自分のアンテナで感じ取り、解釈を自分の言葉で紡ぎだすことが、本当の意味での宿曜理解だと私は思います。

そのような理由から、完全マスター講座ではお一人お一人の理解度に合わせて授業のペースを決め、一回一回の授業内容も、お弟子さんが飲み込みやすい部分とそうでない部分を見極めながら、オーダーメイドで組み立てていきます。

だからこそ、完全マスター講座は、完全マンツーマンでご指導させていただいています。

そしてもう一つ。

基礎的な知識だけが書かれたテキストを手にすると、私たちは無意識のうちに「わからなければ後で読み返せばいい」

「テキストさえ覚えれば大丈夫」と、本当に大切な学問の真髄を見落としてしまうのです。

自分が感じたこと、理解したことを自分なりの言葉にし、それを体系的な知識と掛け合わせて落とし込んでいく。

師匠と繰り返されるやり取りの中で、時に大きな気づきがあったり、混沌としていた概念がクリアになり、誤った解釈の軌道修正がかかる。

テキストに視線を落とすことなく、師匠のエネルギーと正面から向き合いながら宿曜の叡智を学んだ時間は、私にとって本当に大きな財産となっています。

「占いは、当てるものではなく、使うもの。」

師匠直伝の、すべての占術に通ずる究極の哲学です。

宿曜は特に、相性と運勢においては他の占術と一線を画すほどの的中率を誇りますが、ただ占うだけではもったいない。

宿曜を知ることで、まずはお弟子さんご自身の、未来のブループリント(青写真)が見えるようになること。これこそが、完全マスター講座の真骨頂です。

自分がご指導させていただく立場になった今も、これからも、宿曜という占星術を通して宇宙とつながる感覚を大切に、お弟子さんにも私と同じような感動を味わっていただけるよう、日々精進していきたいと思います。

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