宿曜一日開運法 6/23

凌犯期間 参宿の月×張宿の日

 張宿の日は、昨日に引き続き獅子宮(不動の火)に4足とも入る日。支配星に太陽を持ち、情熱に満ち溢れ周囲を統率していく力のある宮です。

 宿曜占星術は、かの有名な紫式部の「源氏物語」の構成にも影響を与えていますが、主人公「光源氏」は獅子宮に属し、太陽の子であることからその名を「光(ひかる)」と名付けられたという記述があります。

このことから、現代では光源氏は張宿であったと解釈するのが通説です。

 さて、光源氏といえば、恋多きプレイボーイとして知られていますね。獅子宮に属する星宿や張宿、翼宿は総じてややプライドが高く、ナルシスト気味のところがあります。

「不動の火」ですから、自分が動かずとも、人が周囲に集まってくる、いわばキャンプファイヤーのような存在。

プライドの高さやナルシスト気質も、うまく使えば「魅力」になるということなのです。

 そんな今日は、1人1人が自分にプライドを持ち、ナルシストになってみましょう。

 ホロスコープでも火星と金星が獅子座(≒獅子宮)にあるため、自分の魅力やセンスを誰かに見てほしいと思う気持ちが高まりやすくなっています。

 『私の魅力、100選』

と題して、紙に思いつく限りの自分の長所を書き連ねてみましょう。また、「私はここだけはゆずれない!」と思う、内なるプライドをアウトプットするのも良いです。

「自分の長所を書くなんて、恥ずかしいし、そんなおこがましいことする必要あるの??」

と思う人もいるかもしれませんが、自分の魅力や長所をしっかりと自分で表現して把握することは、自己の内面とつながるうえで非常に大切なことです。

言い換えれば、自分のことを褒めてあげられない人は、つまるところ他人のことを褒めるのも下手です。

他人の魅力にしっかり気づいてあげるには、まずは自分の魅力を知っていることが必要なんですね。

 どうしても自分の長所が思いつかないという人は、身近な人に聞いてみましょう。

自分ではまったく意識していなかった、意外な返答がかえってくることも多いでしょう。むしろ自分が短所だと感じていたところが、周囲には魅力的に映っている場合も多いのです。

 人とのコミュニケーションを通じて、自分の魅力に気づく。

参宿の月、張宿の日ならではの開運法かもしれません。

あなたの魅力は、どんなところですか?

ゆずれないプライドは、どこにありますか?

今日は「わたしの人生」という名の舞台の中央に立ち、思い切りスポットライトを浴びて、しっかりと主役を演じましょう。

2023.6.23

凌犯期間 参宿の月×張宿の日

獅子宮(不動の火)4足

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