宿曜一日開運法 6/2

凌犯期間 畢宿の月×房宿の日

 房宿の日は、不動の水である蠍宮に4足とも入る日。
水=感情のエネルギーで、その水があるのはまるで海溝の底のような、日の光も届かない深い場所です。

今日は、心の奥底にある動かぬ感情が、ぐいとえぐり取られるような心境を感じる人も多いかもしれません。

水は感情のエネルギーだと先ほど触れましたが、本来水は、川の流れや潮流のように「循環」していることがその質を保つための絶対条件です。

同じように、人の感情も元来流動的なもので、その循環があるからこそ健全な精神が保たれているといっても過言ではありません。
水は、循環がなくなった途端淀み、果ては腐敗してしまうもの。感情もひとたび停滞が始まると、それはほどなくして、執着や妬み、嫉み(そねみ)へと落ちて行ってしまいます。

では、今日のような日はどう過ごしたらよいのでしょうか?

一言でいえば、不動の感情を良い方向に使えばいいのです。

例えば「執着」というと、悪いイメージが先行しますが、
自分が心からやりたいと思うこと、頑張りたいことに対しては、実はある程度の執着があることが重要ではありませんか?

何度失敗しても、成功するまでやり続ける。
周囲からの批判や反対があっても、己の信じた道を行く。

大きなことを成し遂げるためには、実は「情熱」とともに「執着」の感情が必要不可欠なのです。

自分が不動の執着心をもって取り組めることは何か。
今日は自分に問いかけてみてください。

 また、蠍宮(≒蠍座)は死生観をつかさどる宮であることから、医療との関りも深いとされます。慢性的な不調や、体調面で気になるところがある人は、根本治療に向けて動き出したり、医療機関を受診するのがおすすめです。

先日から始まった凌犯期間は、公人や、大きな経済を動かしている人ほどその凶作用を受けやすくなりますが、個人においてもいわゆる
「ぎりぎり何とかなるかな?」
が、なんとかならないのがこの期間。

情熱と執着を以て取り組んでいた大事業が、完成目前のところで自身の体調不良によって頓挫してしまった、などということが無いように。

どんなに仕事が忙しくても、家族優先の日々でも、最低限かならず自分への愛情を注ぐ。「自分への不動の愛」を忘れずに過ごしていきましょう。

2023.6.2
凌犯期間 畢宿の月×房宿の日
蠍宮(不動の水)4足

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