凌犯期間 畢宿の月×室宿の日
室宿の日は、不動の風である瓶宮に3足、柔軟の水である魚宮に1足入ります。
「前衛的な思考やテクノロジー」をつかさどる瓶宮のエネルギーに、「眠りや空想の世界」とつながる、魚宮のエネルギーが加わります。
今日は、「未来志向」をさらに加速させて、「未来想像」へ。「自分が欲しいと思う、ドラえもんの道具」を考えてみましょう(笑)
例えば、2025年に開催が予定されている大阪万博(関西万博)では、「空飛ぶタクシー」と称される乗り物が、デモンストレーション的に特区と万博会場の間を、実際に人を乗せて行き交うそうです。
「空飛ぶタクシー」だなんて、まさに20年前にはSF映画の中にしか存在しなかった、いわゆる「空想の産物」。
しかし、人はそれを現実のものにする力を持っているのです。
今現在あるテクノロジーをいくら駆使しても、人類が金星で暮らすことは不可能でしょう。
けれど、
「人々が金星で暮らしているときは、どんな格好をしているかなぁ・・・」
と、先に「想像する」ことから、実際に金星に移住するための「創造」は始まります。
今の自分の常識範囲をはるかに超えた、イマジネーションの世界に意識を向けることが、実は夢をかなえるための第一歩なのかもしれません。
それは、必ずしもテクノロジーの分野だけでなく、あなたの理想とする生活スタイルにおいても同じこと。
10年後にどんな家に住み、どんな装いをして、どんな食事をしているのか。
今の自分からは到底「想像もつかないような」ことをあえて想像する。
「夢想」が「理想」となり、そこから現実化への第一歩が始まるのです。
「宝くじが3億円あたったら…」
と想像してワクワクすることは、何も悪いことではありません。
むしろ、
「どうせ当たらない宝くじのことなんて考えても、時間の無駄!」
と、自分のイマジネーション力を切り捨ててしまうと、日々の暮らしは味気ないものとなってしまうでしょう。
楽しい空想は、心の栄養。
豊かな空想力は、天が人間に与えた貴重な才能の一つです。
子どものころ、純粋にいろいろなことを空想しては、心を成長させていた日々。大人になっても、ぜひやってみてください。
風と水のエネルギーは、両者ともに境界線がなく流動的なので、今日は注意力散漫になることだけ注意。
凌犯期間の作用で、小さな不注意が大きな被害になることもあるので、電車に乗るためにホームを歩いているときだけは、空想の世界から現実に足をおろしてくださいね。
2023.6.10
凌犯期間 畢宿の月×室宿の日
瓶宮(不動の風)3足、魚宮(柔軟の水)1足
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