牡牛座新月 畢宿の月×畢宿の日
月は今日、牡牛座で新月を迎え、旧暦を採用する宿曜暦では新たなひと月が始まります。
今月は、畢宿の月。金星の守護を受ける牛宮のエネルギー、不動の大地のエネルギーです。
満月→新月の期間に不要なモノや感情を手放し、新月の日には未来の自分にむかって、新たな自分の理想をアファメーション(宣言)したいところ。
牛宮のテーマは、物質的な豊かさや所有であるとこれまでお伝えしてきましたが、もうひとつのテーマに、「五感を磨く」ということがあります。これからの一か月は、五感を磨くことを意識して生活しましょう。今現在月だけでなく、天体の多くが牡牛座に集まっているので、感性を磨くには最適な時期です。
現代の世で生きていても、意識さえすれば五感を磨く要素はそこかしこに落ちています。朝起きて浴びる朝日(火)、窓をあけて触れる風、花を生ければそこには水のエネルギー、そして、日々口にする食材は大地のエネルギーの産物です。
忙しい毎日の中でも、五感のアンテナをフル活用させて、さまざまなエネルギーを感じましょう。
では、五感が磨かれると、なぜよいのか?何が得なのか?
と考えてみたことはありますか?
五感が磨かれた結果私たちが得られるもの、それはずばり
【第六感】が磨かれることです。
本来、第六感は誰しもに備わっている力。スピリチュアルや占星術を生業としていなくても、とくに自然(アニミズム)とともに生きた古来の人々にとって、第六感を活用させて生活するのは当たり前のことでした。
時代の変化とともに、人々の第六感が薄れつつありますが、それは自身の訓練次第でいつでも呼び覚ますことができます。ただしそのためには、先にお伝えしたように、まずは表層意識に近い五感を磨く(むしろ正常な状態に戻す)ことが大切なのです。
第六感が働くようになると、今まで以上に人生の変化のスピードが速くなり、自分に必要なものを的確に選び取ること、必要な要素を引き寄せることができるようになりますよ。
風薫る五月、外に出て様々なエネルギーに触れ、五感を磨きましょう。
日々の小さな気づきが、のちに大きな変化へと導いてくれます。
2023.5.20 牡牛座新月 畢宿の月×畢宿の日
牛宮(不動の大地)4足