家族レジャーの新しい形、宿坊泊のすすめ

 一昨年、昨年と、夏に家族で「宿坊」に出かけています。

「宿坊」とは元来、お寺や神社にある宿泊施設のことで、参詣者のための施設でしたが、昨今では一般の観光客にも開放されていることが多く、「地名+宿坊」で検索してみると、日本各所に個性豊かな施設がたくさん出てきます。

当時コロナ禍で夫の実家への帰省も中止となり(私の実家は自宅から徒歩15分…笑)、かといって観光地のホテルに泊まるのも気が引けて、「何か家族で楽しめる方法はないかな?」と思案した結果、宿坊に泊まってみよう!となったのです。

2021年は、山梨県にある、日蓮宗総本山「久遠寺」にほど近い場所にある小さな宿坊に。

2022年は群馬県にある、曹洞宗の「瀧澤禅寺」に宿泊しました。

 うちには男の子が3人いて、どこにいってもそれはもう大変な騒ぎになるので、宿坊のような厳粛そうな施設に子連れで行ってもいいのかしら?と心配でしたが、問い合わせると快く受け入れてくださり、どちらの宿坊でもとても快適に過ごさせていただきました。やはりご家族で運営されているところがほとんどのようで、アットホームなおもてなしがとても温かかったです!

 さて、「お寺に泊まるよ。」といった母の言葉を聞いて、子どもたちはどんな反応だったかというと…

行く前は、そろって「えー!どんなとこ?怖いの?何があるの?」と、子どもらしく期待と不安が入り混じった様子で、けれども普通のホテルとは違うと何となくわかっていて、
「お化けでない?怒られない?」
と、やや不安そうでした(笑)

で、実際に足を踏み入れてどうだったかというと…

ホテルとは違うたたずまい、入ると香る、お線香のにおい。
客間にたどり着く前に目に入る巨大な仏壇(無いところもあった)、普通の民家のようなお部屋と、お風呂。

嫌がるかな~?と思いきや…

子どもって不思議ですね。
躊躇したのは最初だけで、あとはすんなり馴染むのです。
そして、楽しそうなのです。

宿曜で女宿の次男は、つくなり何も教えていないのに
「ここは神様の家?いい部屋だねえ…」としみじみ(笑)

女宿は磨宮という地の宮に属していて、伝統的なものや古いものが大好きな宿なので、本能的に気に入ってしまったのでしょう。

室宿の長男は、もともと根っからの臆病なのですが、
「いや、いいとこなんだよね。
 ・・・でもなあ、なんかいるんだよね、でも悪い奴じゃないんだけど!」
と恐ろしげな発言。

室宿はわずかに魚宮という宮に属していて、この宮はスピリチュアルの領域をつかさどるため、ちょっぴり霊感の持ち主。

感じ取ってはいるものの、そこにいるものは「怖くない」とわかっているようで、終始ぶつぶつ怖いと言っていましたが、そのくせやたらと館内を歩き回っていたのでした。

婁宿の三男は、まださすがに小さすぎて、チョコチョコ暴れまわるばかり。何を差し置いても自分の意思を貫きたい羊宮に属する婁宿らしく、自分のペースを貫いていました。

仏壇にお供えしてある千羽鶴にびっくりしたり、朝は夫と長男・次男で読経会に参加させてもらったり、泊まった翌日はお寺にお参りしたり…。

普通の観光地では決してできない貴重な経験と、霊的なエネルギーのチャージが家族全員でできて、本当に素晴らしいレジャーになりました。

子どもたちはそろって、「楽しかった!また行きたい!」と言います。

 家族のレジャーのスタイルというと、どうしてもキャンプやホテルなど、画一的になりがち。

でもそんないつもの旅行に少し飽きてしまったら、宿坊体験という新しいレジャーのかたちをおすすめします。
「子どもだから、楽しめないはず」
なんていう、大人の固定観念はさっぱり捨ててみましょう。

子どもは、大人よりもずっと柔軟で、霊的なエネルギーを感じ取るアンテナもとても敏感。
そこに流れている神聖なエネルギーを、しっかりと受け取ることができます。

たまには、観光地から離れた静かな場所で、子どもが小さいからこそ体験させてあげたいことに、挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと、大人も驚く素敵な思い出ができるはず。

今年はどこの宿坊に伺おうかな??
楽しい想像が、広がります。

ご自身やお子さんが宿曜で何宿なのかを知りたい方は、まずは下記のサイトから調べてみてくださいね。

宿曜占星術 光晴堂Ⓡ
https://kosei-do.co.jp/fortune/uranai.php

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