凌犯期間 参宿の月×翼宿の日
~完璧でない自分を認める。自分の中の「不足」を面白がれるかが鍵~
翼宿の日は、獅子宮(不動の火)に1足、女宮(柔軟の大地)に3足入る日。西洋占星術のサインとの対応は、獅子座1/4と乙女座3/4です。
昨日までは、獅子宮の火のエネルギーがすべてを占めていましたが、翼宿の今日は大半が大地のエネルギーに変わります。
柔軟の大地である女宮は、研究や分析・自己の内観に長けた、「細かな視点」の宮です。
今日は、自分がやりたいと思っていること、外に向けて表現し発信していきたいことについて、じっくりとその内容を精査するのに適した日。
ところで、周囲から見られている自分、いわゆる「外向きの姿」を詳細に分析したとき、人は誰しも「今の自分に足りていないもの」に気づくのではないでしょうか。
翼宿は、華やかな場所で自己を表現したいという欲求(火)と、そこにたどり着くまでの道のりを事細かに考察する繊細さ(地)のエネルギーを両方持っているため、全27宿の中でもひときわ完璧主義になりやすく、自分に厳しい傾向があります。
けれど、いかに鍛錬したところで、本当の意味で「完璧な」人など、おそらくこの世の中にはいないはず。
むしろ、肉体を持って人間として生まれたのは、その「不完全さ」を楽しむためだともいえるでしょう。
例えば人間が、遠い未来にそうなるだろうと言われている「肉体を持たない意識存在」になったとしたら、ある意味それはそれで、楽ですね。
空腹・暑さ寒さ・身体的な心地よさ悪さを感じるのは、肉体をもっているからこそ。言い換えれば、今の私たちに「お金」(=大地のエネルギー)やが必要不可欠なのは、肉体を維持する必要があるからです。
人間の身体はロボットとは違い、なかなか「完璧」にはなってくれませんよね。
なかなか完璧にならない身体を最大限上手に使うために、私たちは「魂」とは別の、「心」というものを持っています。
「心」は娯楽や他者との関りによって充実をはかることで、それが「身体」にも良い影響を与える、「魂」と「身体」をつなぐ「意識」です。
そして、「身体」「心」そして「魂」の三つをうまくバランスすることで、私たちはこの地球にわざわざやってきた理由(≒使命)を果たす準備が整うのです。
「私本当は、もっとできるのに…」
「今の私に、あと◯◯さえあれば…」
翼宿の日には、そのようなフラストレーションにさいなまれることも多くなるかもしれません。
でもそれこそが、人間として地球に生まれ落ちた醍醐味。
足りないところがある自分をまずは認めて、その不完全さを楽しみましょう。死ぬまでに「完璧」になれなくても大丈夫。今生で出来上がらなければ、来世もまた人間として地球に生まれることができるのですから。
自分の「かけら」を探す旅路が、人生です。
細かいことを考えすぎず、人として生まれたこの「人生」を、思う存分楽しみましょう。
2023.6.24
凌犯期間 参宿の月×翼宿の日
獅子宮(不動の火)1足、女宮(柔軟の地)3足
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青山零
宿曜占星術師範
四柱推命講師
九星気学占術士
ホロスコープ(西洋占星術)マスター
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