参宿の月×氐宿の日
底宿の日は、活動の風である秤宮に３足、不動の水である蠍宮に１足入る日。
今日は、流行を存分に取り入れたファッションに１点、深いこだわりを加えた装いで出かけると、エネルギーが上がります。
秤宮が、非常に軽く動きの多い風のエネルギーであるのに対し、蠍宮のエネルギーは非常に重く、水があらわす「感情」の奥底まで入り込んでいく力があります。
感情の奥底、というのは、自分の中にそれをみたとき「こだわり」や「集中力」として発現することが多く、そのため、氐宿の人は一見社交的で、何事にも深入りしない客観的な立ち位置を好む一方、ある分野、特定のシチュエーションにおいてはすさまじいこだわりや、執着を持っていることが多いのです。
ある意味それは、氐宿の人の「ギャップ」であり「魅力」なのですが、今日という日のエネルギーがそのような状態にあるとき、人は昨日までの身軽さから一転、突然に足かせをはめられたような窮屈さを感じることがあります。
いつもならさらりと交わせる仕事上の会話が、なぜか今日だけ、細かいところまで気に障って仕方ない。
期限優先の仕事をひとまず今日までに形にしたいのに、なんとなく変なこだわりが出てしまって先に進まない。
こんな状況にさいなまれたら、氐宿という独特な日のエネルギーに影響されているのだと理解して、今日に限っては執着やこだわりをなるべく手放すようにしましょう。
日のエネルギーに翻弄されすぎないための有効な手段が、別の形でそのエネルギーを発散すること。それが最初に述べた、流行のファッションに１点のこだわりを入れるという方法です。
その日独特のエネルギーの形を、装いやさりげない行動で発散すると、感情面に至るところまでの影響は出にくくなります。
金星を支配性に持つ風の宮である秤宮は、日々変化する流行にとても敏感で、それを美的センスに活用するのが得意。
一方で蠍宮は、流行に一切左右されない、己のこだわりと直感だけで自分を形作ろうとする宮です。
二つの宮の特徴をうまく取り入れて、今日は氐宿らしいおしゃれを楽しんでみてください。
2023.6.28
参宿の月×氐宿の日
秤宮（活動の風）３足、蠍宮（不動の水）１足
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青山零
宿曜占星術師範
四柱推命講師
九星気学占術士
ホロスコープ（西洋占星術）マスター
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