凌犯期間 畢宿の月×畢宿の日
畢宿の日は、不動の大地である牛宮に4足とも入る日。
今月の宿と今日の宿が重なる、大地のエネルギー極まる日です。
今日はそれぞれ、「自分の中にあるブレーキ」について、考えてみましょう。
何か新しいことに挑戦しようとするとき、
温めていた企画をいざ発動しようとするとき、
誰しも多かれ少なかれ、自分にブレーキをかけてしまうことがあるでしょう。
不動の大地にエネルギーが集中する日は、ある意味「自分ブレーキ」に気づく良いチャンスです。あなたのブレーキは、どんなところから来ていますか？
過去に失敗した経験があるから。
周囲からの反対がありそうだから。
そして何より、自信が無いから。
以前にも書いたことがありますが、新しいことに足を踏み入れるとき、そもそも「自信」は無くて当たり前のものです。
なぜなら「自信」とは、やってみて成功したとき、むしろ失敗を乗り越えて成功して初めて、生まれるものだから。
何かをやる前から自信があるのは、むしろ不自然な状態なのです。
「なんとなく、いける気がする！」
という、いわゆる直感的な自信を信じることはももちろん大事なのですが、たとえ自信が無くても、それを自分のブレーキにしてしまわない強さを身につけたいものですね。
凌犯期間真っ只中、明後日には新月を迎え、エネルギーは変化していきます。
牛宮は保守的な思考が強いため変化を嫌う傾向にあり、全般的に行動を躊躇してしまいがち。
そんな日にはむしろ、自分の足かせとなっているものをしっかりと見つめて向き合うことで、自分なりのブレーキ解除の方法を模索していきましょう。
・余計なプライドは、手放す。
・失敗して失うものよりも、失敗を乗り越えて得るものの大きさを考える。
・誰かに背中を押してもらう。
現実という大地にしっかりと足をつけながらも、思考はあくまで軽く、行動は焦らず、でも急いで。
風の時代にふさわしい処世術で、ぜひ着実な一歩を踏み出してください。
2023.6.16
凌犯期間 畢宿の月×畢宿の日
牛宮（不動の大地）4足
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